ベースメイクの作り方 1




■ リキッドファンデーションでベースメイク

 メイクアップの決めてとなる、ベースメイク。ベースメイクに使うファンデーションには

 パウダータイプとリキッドタイプの2種類あり、それぞれに特徴があります。

 リキッドファンデーションは、ぴったりと肌につくことでシミやくすみも適度にカバーしてくれるので、ベースメイクにリキッドタイプを使うと透明感のあるナチュラルな素肌に仕上げてくれます。ベースメイクにリキッドファンデーションを使って綺麗な肌色を作るための大切なポイントは、オークル系とピンク系の2色を使ってベースメイクを作ること。暖かい日のベースメイクは、オークル系2に対しピンク系1を混ぜ合わせ、逆に寒い日や体調が優れず日のベースメイクには、オークル系1に対しピンク系2を混ぜ合わせます。

 リキッドファンデーションでベースメイクをきれいに仕上げるには、ファンデーションの塗り方にもコツがあります。基本的なメイクの仕方としては指を使いますが、薄く仕上げたい時にはスポンジを使います。

 まずは、ベースメイクに使うファンデーションを、額、両頬、あご、鼻の5ヶ所に指先分くらいとって伸ばしましょう。指先で毛穴の中にも入れ込むような感じで、手早く顔の内側から外側へ一気にのばしてください。スポンジを使ってベースメイクをする場合でも、目のまわりや小じわなどは、指を使うほうが美しく丁寧にメイクアップできます。

 その後、乾いたスポンジか手のひらで、フェースラインや生え際を内側から外側にぼかし、塗りむらを防いだら、水で固く絞ったスポンジで顔全体を軽くおさえましょう。

 このようにしてメイクされた透明感のある滑らかな肌を長持ちさせるためには、フェースパウダーが効果的です。均一にまんべんなく粉をつけるためにも、きれいなスポンジで顔全体を押さえ、余分な油分をおとしましょう。